セミナー内容
英語を母国語としない研究者、とりわけ大学院生にとって、論文を英語で書くということは大変ハードルの高い作業です。まして査読付きの国際ジャーナルにアクセプトされる英語に仕上げることは、一朝一夕に身につく技術ではありません。実際、英語の非ネイティブによって書かれた論文の多くが、英語の質を理由にジャーナル編集者によってリジェクトされ、査読者の目に留まることことさえない、というのが現状です。
英語で論文を発表すれば世界中の研究者の目に留まり、引用件数も高くなり、研究者としての信頼度も増すわけですから、ぜひとも良い英語論文を書けるようになりたいものです。今回の慶応義塾と研究支援エナゴの共催企画による対話型オンラインセミナーでは、どうすれば効果的かつ説得力のある英語で表現できるのか、また、英語と英文法のミスを直すコツをお伝えしました。
オンラインセミナーでは、以下のポイントについて掘り下げます。
- 英語のライティングスキルの基本
- いかにして研究論文を構成し、それぞれのセクションを効果的に書くか
- 学術論文に頻出する英文法についての知識
- 明晰で、よどみなく、読みやすい原稿とは?
- 英語がネイティブでない研究者が起こしがちな英語ライティングのミス
- 投稿前にこれだけは見直したい重要事項
主な対象者
- 若手研究者
- 大学院生
- 博士課程の大学院生